スペインのサッカー環境が選手へもたらす多くの『選択肢』と『可能性』
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皆さんこんにちは、西田です。
今回記事は、私がスペインへ留学しているときに感じた、スペイン人サッカー選手には常に選択の自由と多くの可能性があるということが分かる内容になっています。

前回はこのような内容の記事になっているので、是非こちらの記事もご覧ください。

 

基盤となるスペインのサッカー環境

まず大前提として、このスペイン人選手の選択の自由と可能性の多さというのは、言うまでもなくスペインのサッカー環境によってもたらされているということを知っておかなければなりません。

細かく言えば多くありますが、私が最も日本のサッカー環境に比べ優れていると感じた点は、クラブチームの多さと、それに対応する人工芝グランドの数、そしてリーグ戦の充実です。

これらの充実した環境がもたらすものは多くあると思いますが、その中でも、それらはスペイン人サッカー選手に選択の自由と可能性の多さに恩恵を与えているのではないか感じています。

選択の自由

では、ここでいうスペイン人サッカー選手の「選択の自由」とはどのようなことでしょうか?

それは、選手がチームを選ぶ際の自由さのことです。彼らは、上記で述べたようにバルセロナ内だけでも相当数のクラブがあるという環境のおかげで、自分のレベルにあったクラブ、良い指導者がいるクラブ、育成環境がしっかりしているクラブなど、自分の求めるクラブを見つけることができる環境が整っています。
また、これはクラブに入るときのみならず、一度入った後でも、クラブでなかなか試合に出られなかったり、相性が良くないと感じたら、その場でまた自分の合うクラブを探し、環境を変えることも可能なのです。

このような選択肢の多さは、劣悪な環境により、サッカーが嫌いになってしまうということも防ぐことが出来ますし、選手がそのクラブで伸び伸びとプレーすることができるというメリットをもたらし、結果的にレベルの高い選手を輩出しやすくすることにも繋がっていると思います。

一方、この点日本では、居住地の周辺にあるクラブは少なく、通っている学校の部活動も自分のレベルに合っている、そこの指導者が優秀である保証はありません。さらに、たとえクラブや部活を変えたいとしても、近所にそんなに多くのクラブがあるわけでもありませんし、ましてや部活動になると「別のサッカー部に変える=学校を転校する」ということになってしまうため、決して簡単なものではありません。即ち、日本のサッカー環境には生まれた出生地で、そのサッカー選手のサッカー環境がある程度決まってしまうというなかなかシビアな現実があるわけです。

多くの可能性

次に「多くの可能性」についてですが、これにもクラブ数の多さが関係しています。

つまり多くの可能性とは、選手が自分に合ったクラブを見つけることができることにより自分の実力をさらに向上させることが出来る可能性のことを指しています。また、クラブ数の多さは、そのままスカウトや指導者の数にも比例しているため、練習やリーグ戦などで、彼らの目に止まり、より上のクラブに行くことができるという可能性のことも指しています。

それこそバルセロナでは育成年代の頃からスカウトされる、するという仕組みがあります。そのため、リーグ戦は当たり前のこと、普段の練習の時でも一般の人や保護者に混ざって、他のクラブのスカウトや指導者が、上手い選手や欲しい選手を探しに来るというのはよくある光景なのです。
これは日本の部活動という仕組みでは決して出来ないことですし、私が現役時代プレーしていた頃も、普段の練習にクラブチームのスカウトや指導者が中・高体連の部活動を見に来ていたことは一度もありませんでした。

普段の練習から誰かに見られていて、声をかけられるという可能性が有り得る環境に常に身を置いているスペイン人選手を見た時、現役のほとんどを土のグランドで練習したり、スカウトとは無縁の私のサッカー環境との差をあまりにも痛感したと同時に、羨ましいなとも感じたのを良く覚えています。

普段の練習から頭の片隅のどこかで「今日良いプレーができたら、もしかしたら上のクラブから声をかけられる可能性があるかも。」という意識があるだけで、練習への取り組みや集中度が格段に上がることは必然的ではないでしょうか?

まとめ

今回はこのような内容で書いてきましたが、いかにスペイン人選手が充実したサッカー環境によって、多くの恩恵を受けながらサッカーをしているということがご理解いただけたのではないでしょうか?

私は、自分でやってみたいと思って始めたサッカーならば、どこでやる、どんなサッカーをしたかの選択をするのは選手自身であるべきですし、そのような選択ができるような環境でサッカーをできることならやるべきだと思います。

また、サッカーに限らずどんなことでも「やっていて楽しい」というモチベーションがなければ長続きはしませんし、向上もしません。それには教える側の指導の質を上げる事はもちろんのこと、選手のモチベーションが高まるような環境が必要になって来ると思います。

今後は私もいち指導者として、これからの日本サッカーレベル、そして日本のサッカー環境向上に少しでも貢献できるように努力していきたいと思います!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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