選手への医療サポートが『充実』しているスペイン
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皆さん、こんにちは。

今回はカタルーニャ州のサッカー協会が運営している病院についてです。

日本では選手自身が信頼している病院や家の近くの病院に行って、怪我の診断や治療をしてもらうと思います。しかし、カタルーニャ州ではサッカー協会が運営している病院があり、選手全員クラブと契約する際にサッカー協会の保険に加入しなければなりません。そうすることにより、万が一怪我をしても無料で治療を受けることができ、その後も再発防止のためのリハビリも行うことが出来ます。競技人口が多い分、そういった医療体制はとても充実していると感じました。僕も2ヶ月程前に怪我をして、実際にその施設を使う機会があったので、詳しい内容を書きたいと思います。

1、クラブに怪我の申請をし、書類をもらう。

まず、怪我をして病院に行きたい場合、クラブのスタッフにその旨を伝え、病院に提出する書類をクラブからもらいます。(※怪我はサッカー中に起こったものに限ります。)

怪我が重度の場合、緊急病院に行くことも可能です。その場合も書類を見せれば、レントゲンやエコー、MRIなど全て無料で行うことが出来ます。

2、レントゲン写真などを持って、サッカー協会の病院へ行く

近くの病院で緊急の対応をしてもらったら、次にサッカー協会管轄の病院へ行きます。そこで医者に診てもらい、怪我の診断と今後のスケジュールなどを伝えられます。

僕の場合は2週間に一度担当医に足の状態を見せに通院していました。

3、リハビリスタート

担当医に診断をしてもらったら、その病院内にあるリハビリ施設で週に2日リハビリを行います。それは電気治療や超音波、更にそれだけではなく、復帰に向けてのトレーニングなども行います。週の終わりに次週の予約を必ず取らないと、次の週にリハビリに行っても、やってくれません。そこは、スペイン人特有の適当さを出して欲しいところですが…笑

4、完治すれば、担当医からプレー許可証明書をもらい、それを所属クラブに提出

担当医に完治と判断してもらえると、その時にプレー許可証明書をもらえるので、それをクラブに提出すると練習や試合に出場することができます。もしその許可が下りてない場合、プレーをすることは禁止されています。そこは選手を守る上で非常に良いシステムだと思います。

〜実際に通ってみての感想〜

実際に僕が通ってみて感じたことは、とても怪我人に対しての設備が充実していることです。でも少し僕が不安に感じたことは、スペイン人の性格からなのか、担当医が少し適当な感じもありました。診察室に入ればすぐにたわいも無い会話から始まり、パッと足を診て診断をします。もう少しちゃんと診てくれよと思う時は、何度も「本当に大丈夫?」と聞きますが、「大丈夫、大丈夫!問題ない」の一点張りでした。でも僕の場合、担当医が言っていた事はあながち間違ってはいなかったのでよかったですが…

競技人口やリーグの構造上試合数が増え、怪我のリスクが高まるからこそ、このようなシステムはとても良いと思いました。日本ではまだこのようなシステムはないかと思いますが、今後もっと日本がサッカー大国になった時には、必要になってくると思います。なぜなら、選手は健康な体があってこそプレーすることができます。だからこそ、怪我への対応やリスク管理は絶対に行うべきですし、そういったシステムを作っていくべきだと僕は思います。

 

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