
ワクワクから無能感へ、そしてブーイング
MD翻訳記事
De la ilusión a la impotencia y los pitos
サポーターたちは決して諦めなかったが、チームの実力不足を認めた、そして数人の選手らに対してブーイング喰らわせた
アルバ、ブスケッツ、そしてコウチーニョもブーイングを浴びたが、もっとも多く浴びたのはセルジ・ロベルト
バルサのサポーターらはカンプノウで再びチャンピオンズリーグを観戦することを渇望していた。最後の試合になったのはパンデミアが発生する22ヶ月前、メッシ、グリーズマン、そしてルイス・スアレスの3人がゴールを決めた夜だ。今となっては3人ともクラブにいないが、サポーターらのワクワクは大きかった。観客を動員して3試合目、そして40%の観客を動員することが出来た。カンプノウには39.737人が入場した。その数はレアル・ソシエダ戦(20.384人)とヘタフェ戦(26.543人)を上回る数だ。サポーターらは圧倒的な実力で優れていたバイエルン相手で試合に負けはしたが、最後までチームを後押しするために熱意と期待を送った。
22ヶ月ぶりにチャンピオンズリーグのアンセム歌い、UEFAに対してのブーイングし、そしてカタルーニャ独立をアピールする歌を17分14秒に歌った。そして前の2試合同様、開始10分も経たないうちに「くそPSG」というコール、そして7分には「メッシ、メッシ」というコールも送られた。
試合前、多くのサポーターらがバイエルンに対しての「恐怖」を認識していた。そして多くが「良くて引き分け」と予想していた。だが、試合が始まれば、魂をチームに注入し、全力で声援を送った。本来、ゴール裏のサポーター席はない予定だったが、サポーターグループが南のゴール裏に集まり、そこからカンプノウ全体に途切れることのない声援を送った。そしてコーナーキックを獲得した時とキミッヒがイエローカードを受けた時にゴールでも決まったかの様に歓声を送っていた。彼らもバイエルンよりもバルサが劣っていたことも認めいた。
彼らのワクワクは無能感に変わり、最終的には罰を与え始めた。その多くを浴びたのがセルジ・ロベルトだ。プレー中に直接浴び、交代の際にも大きなブーイングを浴びた。同じくジョルディ・アルバやブスケッツ、そしてコウチーニョにもブーイングをした。時間が経つにつれて雰囲気は悪化していった。
それとは打って変わって、ガビ、デミル、ミンゲサ、そしてバルデには拍手が送られ、名前もコールされた。試合が0−3になった後はスタジアムから観客は去っていき、『クーマンアウト』の横断幕が見られた。スタジアムに残った観客はボールで遊び始め、ピッチで起こっていることに無関心だった。
Força Barça
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※記事写真引用元:ムンド・デポルティーボ